SC工法とは
SC工法(スペント・カーバイドによる土質安定処理工法※1)は昭和42年(1967年)に 故 熊本大学教授工学博士 梶原 光久先生によって開発され、その施工方法の開発を依頼されて以来この道を歩んできました。
当時の土質安定処理は、セメントや石灰を使用し深さ30cm程度を混合・攪拌し、路床安定処理とする程度でしたが、SC工法では盛土基礎地盤改良を厚さH=1.00mで施工しました。当初、改良厚H=1.00mの施工に懐疑的であった発注者や周囲の技術者も良好な施工結果により、十分納得していただくことが出来ました。
以来、混合・攪拌方法を研究し、土と安定処理材は混ぜるのではなく練混ぜ(リモールドミキシング)する事により、より高い改良効率が得られる事を発見し、リモールドミキシングを継承しながら現在に至っております。
SC工法の最大の特徴に「リモールド特性」があります。
リモールド特性とは混合・攪拌・養生後(強度発現後)に、改良土をほぐして再転圧する事により数日の養生後、元の強度まで回復し、その後も強度が伸び続けます。
※1・・・スペント・カーバイドを主成分とした改良材をバックホウ等の重機によって土質を改良する工法です。
長期強度参考例
福井県小浜市において「小浜漁港」の浚渫土による造成地内の道路構築のために路床安定処理をH=1.00m、設計改良強度CBR=9%で施工しました。施工完了31年後に下水工事のために掘削したものを抜き取って室内試験を行ったところCBR≒100%の結果(強度伸び11倍)が得られました。
バックホウ混合の改良深さ:
一般的にバックホウ混合は、浅層混合処理(H=2.00m未満)として分類されますが、当社はバックホウ施工において、材料の性質(リモールド特性)及び施工方法を工夫し、H=4.00mが可能です。過去には特殊事例としてH=5.00mの改良実績があります。

